「酵素」っていうと、ヒトの場合にはダイエットや美容として捉えられています。もちろん、結果的には行き着くところです。しかし「酵素」は本来は生きるものにとってはまさしく「生きる基本」なのです。
体内には「消化酵素」と「代謝酵素」があります。
食べたものを消化・分解するために働くのが胃液や膵液が代表となる「消化酵素」、体を作り病気やけがお治そうとす働きの「代謝酵素」です。
健康な時は「消化酵素」と「代謝酵素」がバランス良く働いていますが、病気にかかると病気を治す為に「代謝酵素」をいつもより多く必要とし、「消化酵素」が足りない状態になります。こうなると消化が進まないので「食欲不振」「消化不良」となります。だからワンちゃんも猫ちゃんも、もちろん私たちも食べたくなくなるのですね。
そしてその逆、つまり消化に悪いものを食べると「消化酵素」が総動員され、「代謝酵素」が減ると言われています。そうなると毛艶が悪くなったり、様々な病気になりやすい!ということです。
だからいつも消化に良いバランスのとれた食事をさせてあげることが大切なのです。
ここで出てくるのが「食物酵素」なのです。体内酵素はもちろん分泌されますが、年齢や環境、そして食生活により減り方は変わります。「食物酵素」を撮ることで、食べ物の消化そして分解までを体内酵素とともに助けていくのです。それにより体内酵素の消耗抑制にもつながります。しかしこの「食物酵素」は熱に弱いのです。これらはタンパク質、卵の白身が生は透明でも、熱を入れると白くなりますね?これがタンパク質が失活した状態です。
私たちがトンカツを食べるとキャベツが、焼き魚には大根おろしが付いてきます。これらは焼いたり煮たりしていません。「生(非加熱)」です。これが重要なのです。これらにはジアスターゼと呼ばれる消化酵素を持っています。これが加熱食のトンカツや焼き魚の消化を助けていくのです。キャベツや大根おろしはただのサービス品ではないのですね!
これを愛犬たちに置き換えてください。お分かりいただけたと思います。彼らにも非加熱食が必要なのです。
年齢を重ねると、どうしても代謝や免疫は落ちてきます。この二つを支えるのも酵素の役割です。例えば怪我をした際に、若い子たちはすぐに治ります。しかし歳をとると傷口はいつまでもグジュグジュ。これは免疫や代謝が下がった状態です。またシニアになると「よく下痢をするとようになった」なんてご相談が増えます。これは代謝が下がることで、消化しづらくなっていることが多いのです。
だからそれらを助けるために「食物酵素」を効率良く取り入れていくことがとても良いのです。
早めに始めよう酵素習慣
私たちもそうなように、ペットたちに対しても体の異変や病気になると、初めて食の大切さや生活環境の改善などを考え始めます。もちろんそれからでも良いのですが、ペットたちの年齢の進みは私たちヒトの数倍の速さです。ということはそれぞれの悪い部分の進みも早いということ。だから早くからの食生活の改善は大切なのです。それにより反対に小さい体であるために改善もとても早いのです。
さぁ!今日から食生活を考えてあげませんか?
液体なので、吸収がスムーズな「スパイラルエンザイム生酵素」、 そして発芽玄米のGABAやLPSの働きも含めた「発芽玄米キューブ」。食物繊維そのものの 「発酵菜果ペースト」どちらも「発酵」と「酵素活性」を摂り入れられる食品です。 少量ずつでも毎日続けて、元気な身体作りにお役立て下さい。