昔は、犬は肉食動物なので、野菜をあげる必要はない、食物繊維は消化吸収できないので体に負担となる、という考え方がありました。
もちろん、たまねぎ等のネギ類(長ねぎ、ニラ、ニンンク、ショウガなども含みます)は、犬にとっては中毒を起こす食品でもあります。
しかし、それ以外の野菜・果物は、犬の健康にとっては有効なものばかりです。
犬は、野菜の栄養をそのまま消化・吸収することは苦手ですが、実は人間も野菜に含まれる食物繊維を消化・吸収することはできません。ではどのようにしているかと言うと、腸内にいる細菌の醗酵分解によって食物繊維を消化・吸収しているのです。
本来肉食の犬は、草食動物を捕え、その内臓(腸にある植物性発酵物)を食べることで、野菜などの植物性の栄養素を取っていました。野菜を消化するのが得意な草食動物が醗酵させてくれた栄養素を食べていたんですね。
腸に良いという理由から繊維質の多い野菜などを与え続けると、逆に繊維質によって便がかたくなり、便秘になることがあります。
繊維質を吸収する為に腸内の酵素を過剰に消費して栄養を取らざるを得ない状況となり、犬の健康状態を悪化させてしまいます。やはり、単純に繊維質豊富な野菜や果物を生で与える行為は控えた方がよいでしょう。
もっとも良い方法は、過去、犬がそうしてきたように、草食動物の腸内物質である醗酵された野菜の栄養素を取ることです。
野菜、果物を醗酵させることによって草食動物の腸内物質に近づけた発酵菜果ペーストは、本来肉食の犬でも、野菜の栄養素(植物性乳酸菌・食物繊維)を無理なく消化・吸収させ、腸内環境を整える、まさに犬にとって理想の野菜のあげ方です。
発酵菜果ペーストは、国内産野菜を醗酵させ、ペットが野菜の栄養を吸収させやすくした『活きた食品』です。
商品のご紹介ページは、「発酵菜果ペースト」をご覧ください。